医療・福祉食事Medical / welfare
Nursing care facility介護福祉施設
食べることは生きること。
岩手の旬を、
郷土に馴染んだ味付けで
食べる方の「心」へとお届けします
命を繋ぐ「食」は、ただ食べ物を胃に流し込めばいい、というものではありません。 目で見て、香りを嗅ぎ、食感や舌ざわり、そして味わいを楽しむ。 それは、どんな年代の方も平等に体験できる唯一無二の行為と言えます。
特別養護老人ホームや介護老人保健施設など、様々なタイプの施設のお客様に対し、 一人ひとりの健康状態や食の嗜好を出来るだけ汲み取り、献立に反映させる。 それが、私たちが大切に取り組んでいることの一つなのです。
地産地消であること、HACCPに基づいた衛生管理を徹底すること、 現場のスタッフがスムーズに作業が出来ること。大切なことはたくさんありますが、 何より食べてくださる方の笑顔を見るために、私たちは日々取り組んでいます。
●イベント食
施設からの要望にお応えし、歳時記に合わせたイベント食もお作りします。
●郷土料理
慣れ親しんだ料理を楽しんでいただこうと、郷土料理をアレンジしてお出しします。
高齢者の方はタンパク質の摂取が極端に少なくなります。 フレイル(寝たきり)などの状況に陥ると、身体能力が低下するだけでなく気持ちも沈んでしまいがちに。
そんな時、好きなものを好きなように食べられないストレスは非常に大きく心身に作用してしまうため、 これを逆手にとって、食べることで気力を奮い立たせられたらと願い、献立を作成しています。 肉、魚、野菜、卵、豆類、乳製品をまんべんなく食べて頂くのはもちろん、『食べやすさ』にもこだわり、 柔らかさの段階を選べるようにしています。
また、食欲をそそる為、「季節感を出す」「彩りをよくする」「ソースやあんで食べやすく仕上げる」など、 積極的に取り組んでいます。郷土料理など、慣れ親しんだ料理をお出しした際のみなさんの何とも言えないほっとしたような表情は、 作り手の私たちにとって非常に大きな励みになっています。
hospital lunch病院給食
退屈な入院生活に彩りを
見た目も味も、栄養バランスも
『整った』食事を提供しています
一泊二日の入院であろうとも、「食事の時間」は心の拠り所と言える時間となり得ます。 病院選びの際に、食事の評判を知りたい、という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
私たちは現場の管理栄養士と綿密な打ち合わせを重ね、夏には涼し気な、 冬には温かいメニューを取り入れた献立作りに努めています。
また、季節の食材を積極的に取り入れ、メリハリのある献立作りに取り組んでいます。 栄養バランスはもちろんのこと、見た目や味のバランスにも配慮し、 入院生活に彩りを添える食事時間を過ごしていただけるよう、日々取り組んでいます。
facility for the disabled障がい者施設
栄養バランスはもちろん、
エネルギー量もUP!
楽しい食事をコンセプトに、
バラエティー豊かな食で
活力みなぎる毎日をサポート
1日3回の食事は、私たちにとって「食べるのが当たり前」のこと。その「当たり前」に、 「美味しい」「温かい」「栄養バランスがいい」「安心・安全」をプラスしたい。 私たちはそんな思いのもと、日々の業務に取り組んでいます。
障がい者施設に入居されている方は若年層が多いため、日中の活動量も多く、 当然ながら食べる量も多いです。その食欲をただ満たすのではなく、バランスの良い栄養で身体を造り、 温かさや彩りで心も豊かに彩りたい。何よりも食事を楽しんでほしいのです。
入居者の中には朝食を食べない(朝から食べられない)方もいらっしゃるのですが、 朝食は1日の活動の源。流行の料理をアレンジして献立に取り入れるなど、 わくわくした思いで食卓につき、朝からしっかり食べていただけるよう工夫を凝らしています。