日本の食料自給率はカロリーベースでは全国で38%に留まっていますが、 都道府県別で見ると岩手県は108%と、高い数字を達成しています (令和3年度の概算値より)。 自然が豊かで、その恵みとなる食材も豊富な岩手県は、地産地消に取り組みやすく、 企業としてさらなる発展につなげることも可能なコンテンツと言えます。
私たちの強みとこだわりStrength
安心で安全な食を届けたい。
そんな私たちの願いをかなえるのが
「自社工場」の存在。
食材の仕入れから調理、栄養管理も配送も、
全てを一括管理することで、
衛生面も温度管理もクリア出来るのです。
それに合わせて重要なのが、「管理栄養士」。
栄養バランスを取り、献立を工夫する。
さらに衛生面も徹底管理する。
そんな彼らの存在が私たちの願いを支え、
実現する力となっています。
Local food地産地消
「食」は、
命を繋ぐバトン
私たちも地元の食材を優先的に使用する、地元の生産者さんから直仕入れする食材を拡大するなど、地産地消に取り組んでいます。
さらに幼稚園給食のシーンでは、安心かつ美味しい地元の食材を使用するだけでなく、 食育の一環として子どもたちに地産地消の大切さを伝えています。
こうした取り組みは、SDGs (持続可能な開発目標) にも繋がっていきます。
SDGsは、企業が正しく成長していくための『道しるべ』となり得る取り組みであり、 さらに、企業で働く人々やその子どもたちに示すことの出来る指針ともなり得ます。
全ては「食」を通して繋がり、拡がっていく。
私たちは、その一環の担い手として、
これからも安心で安全な食の提供を
続けていきたいと願っています。
初めて「凍結含侵法」で柔らかくなった食材を見た時、驚きで理解が追い付きませんでした。例えばごぼうや人参が、形は保っているのにちょっとした力でぐにゃりと潰れる様は自分の目を疑わずにはいられませんでした。
実際に「凍結含侵法」を学び、取り組んでみて、その難しさに手を焼きましたが、ようやく完成させられた喜びはとても大きく、販路拡大への希望が芽吹いた瞬間でもありました。食材によってうまくいかないものもあるので、試行錯誤を繰り返し商品としてのクオリティへと導く道のりは本当に生易しいものではありませんでした。
高齢化や病気、障がいなどで嚥下レベルが低下したお客様でも、元気に食べられていた時のように「食」の楽しみを味わっていただきたい。形ある食材を自ら咀嚼して味わい、飲み込む。その満足感を味わってほしい。そんな思いで日々取り組んでいます。